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ご存じですか? 出っ歯(上顎前突症)にはさまざまなタイプがあります。
タイプに応じた矯正・治療法を選びましょう!

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ご存じですか? 出っ歯(上顎前突症)にはさまざまなタイプがあります。
タイプに応じた矯正・治療法を選びましょう!

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こんにちは! デンタルサロン・プレジールの歯科医師、川邉(かわべ)です。
いつも「歯医者さんがホンネで薦める審美歯科ここだけの話」をお読みいただき、心よりお礼を申し上げます。

プレジールは、開業以来症例数3,000件を超え、多くのお客様の歯のお悩み解消をお手伝いさせていただいています。これからも「患者様に心から喜んでいただける診察・施術を」というポリシーを大切に、ひとりでも多くの患者様の素敵な笑顔に出会いたいと考えております。

さて、今回は出っ歯・上顎前突症のお悩みについてお話しをさせていただきます。
ひと口に「出っ歯」といっても、その状態や程度、そして原因は人それぞれ異なります。そして、最適な矯正法や治療法も異なってきます。

出っ歯(上顎前突症)とは何か?

一般に「出っ歯」という言葉は、「唇を閉じていても前歯の一部がのぞいてしまう」「笑うと、歯と歯茎が目立つ」「前歯が前方を向いて生えている」「前歯が大きく、その結果、歯列が前に押し出されている」など、前歯が目立つさまざまな状態の総称として用いられているようです。

しかし、歯科医療には「出っ歯」という正式な用語はなく、何らかの理由によって上の前歯が下の前歯よりも著しく前に出ている状態を「上顎前突(じょうがくぜんとつ)」といい、その結果、咬合機能(噛み合わせ)に問題が生じているものを「上顎前突症」といいます。これがいわゆる「出っ歯」と呼ばれるものです。

上顎前突症には、「食べ物が噛み切りにくい」「口が開いたままの状態になり、口中が乾燥して歯周病のリスクが高まる」「あごに負担がかかるため、顎関節症になりやすい」など、医学上の問題が考えられます。
また、症状が著しい場合には、食べ物がうまく噛めない、明瞭な発声がしにくく言葉がはっきりとしゃべれないなど、日常生活に支障をきたす場合もあるでしょう。

しかし、たいていの人の上の前歯は、下の前歯より多少前に出ており、平均値よりも多少「オーバージェット」(上の前歯が下の前歯から前に出ている距離)が大きいからといって、ただちに病的な状態と見なすことはできません。

また、上顎前突は「オーバージェットが○○ミリ以内なので正常、○○ミリ以上なので治療が必要」とも、なかなか言い切りにくいものがあります。その人の顔立ちによって、オーバージェットが少なくても、外見的にとても目立つ場合と、その逆の場合があるからです。

とはいえ、前歯は非常に目立つ部分であることから、その人の見た目の印象を大きく左右してしまうことは事実でしょう。
出っ歯はその人の個性であり、チャームポイントになる場合もあるのですが、もしもコンプレックスを感じていたり、容姿上の自信を損なったりすることにつながるのであれば、矯正や治療を考えるべきかもしれません。

出っ歯(上顎前突症)のタイプ

歯科医療上の上顎前突症は、骨格性のものと歯性のものに大別されます。
骨格性上顎前突症とは、骨格的に、下あごよりも上あごが相対的に大きく、上の前歯が前方に突出して見える状態です。
上あごの骨が大きく、前に張り出しているタイプの骨格性上顎前突症もありますが、下あごの骨が小さい、あるいは後ろに下がっている(下顎後退)ことによって相対的に上あごが前方に突出して見える場合のほうが、日本では一般的なようです。

これに対し、歯性上顎前突症とは、あごの骨の位置や大きさには問題はなく、上の前歯だけが前方に突出している状態のことをいいます。また、下の歯が内側に傾いているため、相対的に上の前歯が前に出て見えるケースもあります。

ただし、どのタイプであっても、結果的にオーバージェットが大きいことから、噛み合わせによって上の前歯が下の前歯に少しずつ前に押し出されていき、上の前歯の突出が次第に著しくなっていく可能性は十分考えられます。

骨格性上顎前突症の場合、程度によっては、歯の矯正や審美治療だけでなく、下あごを前方に出す外科手術が必要になる場合もあります。
これに対し、歯性上顎前突症は歯の矯正・治療だけで、ほとんどのタイプのお悩みが解消できるものと思われます。

出っ歯(上顎前突症)の原因は?

骨格性上顎前突症の場合、原因の大半は先天的なものであると考えられます。
ただし、「子供の頃から下あごに負担がかかるような姿勢で長時間ほおづえをつく習慣がある」などの場合は、生活習慣があごの骨の正常な発達の妨げになった可能性も考えられます。

これに対し、歯性上顎前突症では、生まれ付きあごが小さく、前歯が生えるスペースが狭いために、前歯が前に押し出されてしまうなどの原因が考えられます。 また、このような先天的な要因のほかにも、乳幼児期におしゃぶりを強く噛む習慣があったり、指しゃぶりの習慣があって、その結果、上の前歯を前方に押し出してしまうというように、生活習慣が原因となることが多くあります。

意外にも、「前歯を舌で強く押し出す習慣」なども出っ歯の原因になります。
普通に考えると、歯を支える骨は丈夫で、舌で押したくらいでは動きそうにないような気がしますが、日常的に歯に強い力がかけられていると、骨の代謝によって、歯は少しずつ(1ヵ月に10分の数ミリ程度)動いていきます。
歯の矯正はこのような性質を利用したものですが、生活習慣の積み重ねにより、恒常的に歯に強い力が加わることによって、出っ歯に限らず歯並びが悪くなる原因となります。

治療や矯正によって出っ歯を治したとしても、歯に負担をかける生活習慣が直らない場合は、再び前歯が前方に突出してしまう可能性も考えられますから、十分注意してください。

出っ歯の矯正法・治療法

骨格性上顎前突症の場合、歯列矯正だけでは十分な結果が得られず、あごの骨に対する外科手術(顎矯正手術=がくきょうせいしゅじゅつ)と歯列矯正を併用する必要があるかもしれません。

歯性上顎前突症の場合は、前歯を引っ込めるためのあごのスペースがあれば、ブラケット(矯正装置)による歯列矯正だけで治せる可能性があります。また、前歯だけに対する部分矯正で治せる場合もあるでしょう。

「歯にワイヤーをつけるのは目立つからイヤ」という方は、舌側矯正(歯の裏側に矯正装置をつける矯正法)を検討してみてもいいかもしれません。

また、ブラケット以外にも、歯に透明なマウスピースを装着することによって矯正を行う方法もあります。
マウスピース矯正は、自分で自由に取り外しができるというメリットがありますが、治療の効果を得るためには、一日の大半を、マウスピースを装着したまま過ごす必要があります。

なお、前歯を引っ込めるためのスペースが足りない場合、歯列矯正だけでは出っ歯は治療できません。前歯を納めるスペースを作るために、抜歯や歯を削ることなどが必要になる可能性もあります。

このほかの治療法としては、突出している前歯を削って人工歯(クラウン)を被せる方法なども考えられるでしょう。

審美歯科医の診察を受けて、最適な処置を!

ひと口に「出っ歯」といっても、あごの骨に原因があるもの、前歯だけに問題があるもの、生活習慣に問題があるものなど、さまざまであることがおわかりいただけたと思います。

「出っ歯なので歯列矯正したい」「前歯の神経を抜いて差し歯にしたい」など、治療方法をひとつだけと思い込んでしまっている患者様もおられますが、ここでご説明したように、あごや歯の状況によって可能な施術、そして最適と思われる施術はさまざまです。

まずは審美歯科医の診察を受けて、自分の歯やあごの状態がどうなっているのか、原因は何かといったことを正しく理解し、歯科医と相談しながら、どのような矯正・治療が最適なのかを、自分で納得した上で総合的に判断していただければと思います。

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コラムのテーマについて

いつもコラムをご愛読いただきありがとうございます。
当コラムは、毎回テーマを決め、歯科医師・審美歯科医師の視点から書いたものです。テーマの選定は、患者様からのご相談や歯科医師として気になったことをもとに行っておりますので、当院では行っていない治療に言及している場合もあります。
おかげさまで、読者の皆様から多くの反響をいただいており、ご質問には丁寧にお答えするよう心掛けてまいりました。しかし、当院で行っていない治療などにつきましては、お問い合わせをいただきましても、受付窓口がお答えできないことを予めご了承ください。
これからも当院、並びに当コラムをよろしくお願いいたします。

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